
この季節を楽しもう!東葛おでかけマップ《柏》

今回は柏駅から各駅で一駅の『新柏駅』からの出発です。
名戸ヶ谷の森の間と、増尾城址公園は木々が生い茂っており、涼を感じられますが、まだまだ暑い日も多いので、飲み物・帽子を忘れずのんびり歩いてみて下さい。

珈琲亭やまもも

今年の9月16日に30周年を迎えると言う歴史あるカフェ。店内には絵画、タペストリー、陶器のアート作品が所々にあり、美術好き、建築好きには心ひそかにワクワクする空間。
静かに本を読んだり、季節を感じながらコーヒーを味わうのにぴったりのお店。
マスターのおすすめは、店名の通りコーヒー(700円~)と、手づくりスコーン(450円)。


取材時に筆者がお腹が空いており、ケーキとミックスサンドを注文してしまったので、行かれる方はぜひ手づくりスコーンを注文してみて下さい。
席数は店内だけでカウンター席・テーブル席で42あり、中庭のテラス席や、暖炉、窓から見える草花も見ていて飽きません。
営業時間:10時~19時
定休日:5・15・25日(5の付く日)
柏市新柏1‐16-1
駐車場4台あり
※現金とPayPayが使えます。
瑞雲山 獎覚院 法林寺

通り沿いに見えてくるのは『法林寺の大銀杏』(柏市指定文化財天然記念物)と立派な山門。門をくぐり抜けると、この銀杏の木がこの地に根付いた言い伝えや、多くの民を救ったと言うエピソードが書かれた掲示物がある。
法林寺は、1650年(慶安3年)10月に創建され、法印海珠和尚により開山された寺院。江戸時代は東葛飾郡新川村(現:流山市)の西円寺(現:西栄寺)の末寺。
本尊は不動明王で、直接見ることは出来ませんが、本堂の階段を上がり、ここまで歩けた事に感謝してお参りを。
また、本堂と墓地の間には『苦抜門』と言う門がある。元々静岡県藤枝市にあったとされるこの門が、法林寺に移設されるまでの経緯などが門の右側にある掲示物に書いてある。

文末には『人々の苦しみを抜き、楽しみを与える「抜苦与楽」の願いこそ仏さまのお心である。門を通るごとに仏さまの大慈悲心に触れましょう』と書いてある。心静かにこの門を通ってみてはいかがだろう。
増尾城址総合公園とビオトープ
木々におおわれた静かな公園で、夏でも少し涼しく感じます。

『城址』と名前にあるように、鎌倉時代から戦国時代にかけて築かれた城山の約500年前戦国時代後半の土塁や横掘が残っており、石碑と案内があるので、城跡に詳しくなくても分かりやすいです。
一度学校入口の方へ出て公園沿いの道を進み、アスレチックやバーベキューを楽しめる「森と丘の冒険ゾーン」を過ぎ、公園を出て道を右にいくとビオトープに着きます。8月初旬には睡蓮の花が咲いていました。
ベンチもあり、木陰でのんびりでき、さまざまな虫や
植物を観察することができます。
増尾字稲荷下650他
駐車場
・管理事務所前 一般63台、身体障害者用2台(※管理事務所前駐車場のみ、開場時間9時~17時まで)
・ビオトープ前 一般20台、身体障害者用1台
・城跡側 一般6台


名戸ヶ谷の森
年間を通じて鑑賞できる地域の森。入口にベンチがあり、ウォーキングの途中、ちょっと休憩ができる場所。
緑を守り、環境・景観・生態系等自然と人の共生、環境保全をはかることを目的にした『かしわ森遊会』が活動する森。活動中には整備作業等で危険を伴うことがあるため、一般の方の出入りを一時的に制限することもあり(草刈り機を使用する作業、チェンソーを使用する作業、損木、枯れ木などの伐採作業等)。
訪れた日も地元の方が散歩していました。
自分も入ってみたところ、奥に広く、住宅地が周辺にあることが分からないくらいです。
柏市名戸ヶ谷1343-1

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