『リスの本棚』動物の専門家 宝川範久さんの私設自然史図書室 八千代市
写真:希望があればガイドもしてくれる宝川室長
京成勝田台駅北口から徒歩で約1分。KEIYUビル5階に私設自然史図書室『リスの本棚』がある。動物など、自然に関する本、雑誌、模型、標本などを展示している。
この図書室の室長は宝川範久さん(73)で、元動物園の飼育員。「自然を知る」をテーマに2022年5月に千葉市中央区に私設図書室を開設。千葉駅ビルで3年間図書室を開き、延べ2000人の利用があったという。
2025年7月、京成勝田台駅前のビル5階に引っ越してきた。現在の広さは以前の2倍の約100平方㍍で、書数は約5000冊。哺乳類や鳥類など動物の書籍や図鑑が中心。恐竜に関する書籍や模型、鹿の剥製や角、イノシシやツキノワグマの頭骨の標本まである。
大学と大学院でニホンザル、二ホンジカ、エゾリスの行動を研究した後、30年以上千葉市動物公園に勤務した。「自然史図書室をつくろうと思ったのは所有する本の有効利用だ。いろいろな人に来てもらい、動物にも社会があることなど知ってもらいたい。動物に特化した自然史、野生動物に限らず、人類の進化や動物と人間、家畜がどういうふうに人間に関わって来たかなども紹介したい」と穏やかに語る。
親子で来てくれた時など、子どもは動物の絵を描いて楽しんでいる。図書室では希望があれば室長のガイドもある。「この図書室では動物を中心として、植物の進化、大航海時代の博物誌など、知の広がりを体験しつつ、本の世界に馴染んでもらいたい。動物を知ると面白いんだと気づいてほしい」と話す。図書室だが、閲覧のみで貸し出しはしていない。開設は水、金曜の13時~18時と、土曜の13時~16時。10月~12月は土曜休み。入場無料。
▽八千代市勝田台北1―8―7KEIYUビル5階(あべこどもクリニックが2階にあるビル)。
◆インスタグラム@RISUNOHONDANA
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