ピタゴラ装置が紡ぐ地域の笑顔 ピタゴラ作家・玉置亮達さん

東葛まいにち

木の温もりと心地よい音色で人々を魅了する「からくり装置(ピタゴラ装置)」。有名アーティストのミュージックビデオや企業CM、テレビ番組の仕掛けを手掛ける流山市在住のピタゴラ作家・玉置亮達(たまおき りょうたつ)さん。

幅広く活躍する玉置さんだが、創作の原点は身近な場所にあった。きっかけは、姪っ子と積み木で遊んだ時の純粋な楽しさ。そこから本格的な装置作りに没頭していく。
活動の転機となったのは2017年7月。YouTubeチャンネル「tattsunTV」を開設し、自作のからくり装置の動画投稿をスタートしたこと。かなりの反響があったそう。

今でこそ華々しい実績を誇るが、初期の制作は過酷を極めた。スタートからゴールまでをノーカットの映像をスマホ「ワンテイク(ノーカット)」で収めるこだわりゆえ、わずかなズレが失敗に直結する。
ある日の撮影では、午前中から調整を繰り返すも失敗が連続。夜を徹した撮影は翌朝の午前2〜3時まで及び、テイク数は実に700回を超えた。「やめていいんじゃないか」と悪魔のささやきが聞こえる時間もあったそう。
当時の自宅2階から一晩中響くさまざまな音に、同居していた親からは大目玉を食らったという微笑ましいエピソードも明かしてくれた。
※ちなみにその時の作品は《ハロウィン・ピタゴラ『トリック オア トリート- trick or treat -』装置No.15》。YouTubeチャンネル「tattsunTV」で見ることができます。

玉置さんの物作りは、面白いアイテムを手に入れた時や、「バスケット(スポーツ)」といった特定のキーワードからアイデアを膨らませる。そこから「目的を達成するために、どう手段を組み立てるか」を逆算して設計していく。特にこだわっているのが、木が奏でる優しい音や手触りだ。幼児から小学生までが時間を忘れて夢中になれる安全なピタゴラ装置。今では玉置さんの愛する我が子も一緒になってアイデアを出し合い、楽しんでいるという。

この夏、「利根運河交流館」に再び玉置さんの『ピタゴラで旅する利根運河』が展示される。2023年、同館の壁一面をジャックする形で初開催され、大反響を呼んだ壁掛けピタゴラ装置。「4年目の展示」としてご本人が再調整。また地元の方に楽しんでもらえるだろう。

★利根運河交流館 交流館の開館時間→9時〜17時 (月火休館・祝日開館・翌日休)

ピタゴラで遊べる時間→10時〜16時

流山市西深井836 ※国土交通省江戸川河川事務所運河出張所1階
東武野田線「運河駅」から徒歩5分 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用を。

★8月1日~30日夏休みワークショップ開催!

10時~12時・13時~15時(当日受付)

❶キラキラかざぐるま❷運がカエルおやつバック❸おさかなヒンメリ❹おえかき缶バッジ❺おえかき風鈴
1個200円~300円(風鈴は100個限定)
詳しくは利根運河交流館ホームページで

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