雑穀ご飯のロール稲荷寿司
市販の味付けいなり揚げで手軽に作れる、ひと口サイズのロール稲荷寿司。雑穀入りの酢飯をくるりと巻き、しば漬けと大葉を彩りよく飾ります。
● 材料(12個分)
市販の味付けいなり揚げ…2枚
温かい雑穀入りご飯…120g
すし酢…大さじ1 白いりごま…小さじ1
しば漬け…適宜 大葉…2枚
●作り方
❶温かい雑穀入りご飯にすし酢を加え、切るように混ぜる。白いりごまを加えて混ぜ、冷ます。
❷味付けいなり揚げは袋の両脇を切って1枚に開き、汁気を軽く絞る。
❸巻きすの上に、いなり揚げは長い辺が横になるように置いたら、酢飯を60gぐらいとり、横長の棒状にして、中央より少し手前に置く。
❹巻きすの手前を持ち上げ、いなり揚げで酢飯を包み込むように、手前からくるりとひと巻きする。巻き終わりを少し重ね、巻きすの上から軽く押さえて形を整える。
❺重ね目を下にし、5〜10分ほど置いてなじませ、1本を6等分に切る。 ※切るときは包丁を濡れ布巾で拭きながら切ると、断面がきれいに仕上がります。もう一本も同様に作る。
❻切り口を上にして器に盛り、刻んだしば漬けと千切りにした大葉をのせる。
江戸が育てた、甘辛の味
五穀豊穣を司る稲荷神の使い・狐に油揚げを供え、そこにご飯を詰めたのが、おいなりさんの始まりという説がある。
江戸の町で広がった、濃口醤油と本みりんの組み合わせ。醤油の旨味と塩味、みりんの甘味と照り。その「甘辛」は、まさに日本の醸造文化が育んだ、至福の味だ。
私はこの味が、とにかく好き。鰻や焼き鳥のタレだけで白米が進むほど、心惹かれている。
だから、甘辛い煮汁をたっぷり含んだ稲荷寿司の油揚げは、私にとってご馳走。一口噛めば、ジュワっと広がる甘味に、幸せが満ちていく。
今日はそこに色鮮やかな彩りを添えて、アレンジしてみた。
江戸から続く日本の味と、私の「好き」を、ぎゅっと詰めて。
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