リレートーク32 フラワーデザイナー 小松弥生さん

ふれあい毎日

花と向き合う時間は自分と向き合う時間 (成田市)  

 花を贈る・学ぶ・そして暮らしを楽しむ花屋「フラワーバスケット」を成田市飯田町で営む小松弥生さん。高品質な花を確かなデザインで一つひとつ丁寧に制作している。「贈る人と受け取る人の思いを考えて、日々心を込めて花をデザインする」と話す。

 「どういう人にどういう場面で花を贈るかが大切。情報がないと無難なものしか作れない。誕生日なのか記念日なのか。お客様に話を伺って、花を贈る場面をイメージして制作している。花を通じて人を幸せにしたい。フラワーレッスンでは花に夢や憧れを持っていただき、人生を豊かにして欲しいと思う」。初心者からプロを目指す人までを対象にも講座を開講している。 

 「花と向き合う時間は自分と向き合う時間。花の生け方にその人が現れる」。一本一本の花を見て、色を合わせ、形を整えながら向かうと、慌ただしかった気持ちが静かになっていく。小松さんは対面レッスンに拘る。「人と人が会話をしながら心が繋がっていくのがうれしい」と語る。

 手に職を持ちたいとの思いから「花」を選んだが、日本花職杯2022で優勝までの体験はフラワーデザイナーとしての小松さんを成長させた。

 「失敗したときのほうが得るものが多い。この大会は多数の応募者の中から10名が選出され、さらに5名に絞られた。戦いとなると不向きな自分だったが、『優勝できると思わないと優勝できない』と師に言われたことが転機となった」と振り返る。

 「花を生けるとは自分をつくっていくこと。何を表現したいかが大事。フラワーバスケットのレッスンは技術を学ぶだけの場所ではなく、新しい自分に出逢う場でありたい」と小松さんは力を込める。

 フラワーレッスンには①プライマリーコース②レギュラーコース③レッスンプロコース④JIFD4資格取得コース⑤国家検定資格取得の5コースがある。初心者も経験者も大歓迎。体験レッスンは常時募集中だ。

 他の事業として、ウエブショップで花束、アレンジメント、胡蝶蘭など全国配送もしている。ブライダルフラワーもリーズナブルで高品質を目指して制作。「賢く節約をし、ステキな結婚式になるようにお手伝いしたい」。自分で作るブライダルコースもある。

◆プロフィール
「日本花職杯2022」優勝。フラワー装飾技能士1級。フジテレビフラワーネット公認デザイナー。JIFD日本フローラルデザイナー協会理事。

●次回は角田幹男さんにバトンを渡します。

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