深く響く子どもたちが書いた「家族のきずな」エッセイ

東葛まいにち

2026年10月24日㈯麗澤大学柏キャンパス内の生涯学習センターで公益財団法人モラロジー道徳教育財団主催「家族のきずな」エッセイ表彰式が行われた。
 「家族のきずな」エッセイは、東葛地区(柏市、松戸市、我孫子市、鎌ケ谷市、流山市、野田市)の小学5年生から「子供たちが家族の大切さに気付き、豊かな心を育むことを目的」として2003年より毎年実施、今年で23回目を数える。

 今回寄せられたエッセイは1412編(応募小学校総数29校)。その応募の中から、優秀賞10編と入選作品40編を決定し表彰、冊子にする他、各所でパネル展示を行う。

一部を紹介。

千葉県知事賞『一致団結とありがとう』柏市立柏第七小学校 小原侑也さん

一年前、山形に住む祖母が心ぞうの大手術をすることになった。とても大変な手術で母は祖母の元へ行き来しなければならず、家にはぼくと兄と弟、そして父の男四人だけで生活する日があった。母がいない不安と祖母の心配、そして自分たちでやらなければならないという団結を感じた時だった。父は料理、ぼくは料理の手伝い、兄は風呂そうじ、弟は自分のことをちゃんと自分でやった。自分で家のことをやることで、母は毎日こんなふうにやってくれていたんだと改めて気づいた。だからぼくは毎日手伝いをしようと思った。
男四人で協力した生活、母が山形から帰ってきたとき、
「いつもありがとう。」
と伝えた。
ぼくがいつも当たり前と思っていた生活は当たり前じゃないんだと感じた。
これからも家族みんなで一致団結し、ありがとうという感謝の気持ちをわすれずに生活したい。

受賞コメント《小原さん》
この賞を取れると思っていませんでした。今も家事は手伝っています。たまに洗濯もできればいいなぁと思います。その時は兄弟喧嘩もしましたが、この作文を書けて、家族にも「すごい」と言われ喜んでもらえ嬉しかったです。

柏市長賞 『おじいちゃんありがとう』柏市立柏第七小学校 中野遥陽さん

受賞コメント《中野さん》
この作文は、とくにいつもお世話になっているおじいちゃんに感謝を伝えたいと思い書きました。受賞してうれしかったのと、おいじいちゃんも嬉しそうでよかったです。受賞を聞いた日は、家族も夕食を豪華にして祝ってくれました。

松戸市長賞『優しさの道へ』 松戸市立東松戸小学校 佐瀬遥真さん

受賞コメント《佐瀬さん》
あらためて、親に感謝の気持ちを伝え、家族の絆を感じることができました。病気で死ぬかもしれなかったから、親は泣いていたんのですが、この病気ことを文章に書いて、作品が受賞したことを両親も喜んでくれました。

・入選作品は、公益財団法人モラロジー道徳教育財団ホームページよりPDFで読めるほか、各所パネル展示で読むことができます。

◆柏市教育長賞《私のひいおばあちゃん》柏市立柏第一小学校 小川珠佳さん

◆松戸市教育長賞《お母さんの手のぬくもり》松戸市立旭町小学校 林遼真さん

◆柏市小中学校校長会会長賞《はなれていても》柏市立柏第一小学校 清水和奏さん

◆ジェイコム賞《「おはよう」のパワー》流山市立長崎小学校 星野元さん

◆柏市PTA連絡協議会賞《お弁当の中のメッセージ》鎌ケ谷市立鎌ケ谷小学校 齋藤雅紀さん

◆麗澤大学賞《ようち園最後のお弁当》鎌ケ谷市立鎌ケ谷小学校 青木成珠さん

◆モラロジー道徳教育財団賞《おじいちゃんの彼岸花》柏市立光ケ丘小学校 川部清禾さん

どのエッセイも家族への愛情を感じられ、読む側の心が洗われる作品です。ぜひお読み下さい。

この記事を書いたライター

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