「柏を知ってもらうきっかけになる名物を柏の葉から生み出したい」という思いから生まれたオリジナルドリンク「NO.4」(ナンバーフォー)。
柏の葉スマートシティに所属するかけだし横丁やKOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)のメンバーと、柏市や柏の文化を知る地域に根差した方々が参画し、ドリンクの開発からクリエイティブなどのビジュアルまで全てを共創。最終的に2種類に絞ったドリンク案は市民の投票により決定しました。

ドリンク名の「No.4」は、柏の葉かけだし横丁がかつての「柏ゴルフ倶楽部」4番ホールだったこと、柏の葉が柏市内で4番目のエリアであることに由来しています。
ドリンクのレシピ開発に携わったのは、東葛まいにちしあわせレシピでもおなじみの大瀬由生子先生!開発秘話を聞きました。

開発に関わるきっかけは?
昨年12月に柏の葉かけだし横丁で提供する共通のお酒の考案を、かけだし横丁事務局から依頼されました。オリジナルドリンクで人と人が醸し合うって素敵だなと思い、二つ返事で引き受けました。
レシピ考案でこだわったことは?
まず、条件として、柏の食材を使うこと、お店で簡単に作れること、コストがかからないこと、柏らしさを表現すること、老若男女楽しめることがあったので、それらを考慮して実は9種類作ったんです!
初回の試飲会で、柏市役所や三井不動産の方々に試飲してもらい4種類に絞り、2回目のかけだし横丁の店主さんたちの試飲会で2種類に、そして市民の方々の投票で最終的に選ばれたのがこのカクテルでした。
ドリンクの特長を教えてください。
柏で瓶詰めされているニッカのウォッカをベースに、大正時代までは柏でも作られていたお醤油を加えました。発酵食品には旨みがありますから、旨みと共に文化もプラスしました。
かけだし横丁はワンオペのお店も多いから、手に入りやすい材料を混ぜるだけの簡単さも考慮しました。また、柏の魅力はいろいろありますが、パンザマストは柏の名物のひとつ。そこで、柏の夕焼けをテーマに赤い色のドリンクを作りました。
可愛いビジュアルに惹かれてお酒をあまり飲まない女性にも楽しめたり、かけだし横丁に来た事がない方がお店に入るきっかけになったりするといいなという願いも込めました。
NO.4をまだ飲んでいない方に向けて一言お願いします!
柏の歴史と文化が添えられたドリンクです。レモンを絞ったりつぶしたりして呑むといっそう美味しくなります。ぜひ味わってみてください。
商品名「NO.4」(ナンバーフォー)
販売場所:柏の葉かけだし横丁全店舗 16店(2025年4月現在)
販売価格:NO.4(レギュラーサイズ)550円(税込)/NO.4(メガサイズ)880円(税込)
(取材=松原美穂子)
