この季節を楽しもう!東葛おでかけマップ《松戸》

東葛まいにち

 今回は北小金駅から出発です。小金には、由緒ある寺院や神社が今でも多く点在、宿場町であった名残も感じられます。暑いので、飲み物・帽子を忘れず、無理せずのんびり歩いてみてください。

佛法山 東漸寺(とうぜんじ)

 1481(文明13)年、浄土宗の僧、経譽愚底により、今の北小金より1㌔北東の根木内と言う場所に寺を創建。その約60年後、現在の場所に移され、関東十八檀林※の1つとされた名刹でも有名。
※江戸時代初期に定められた関東における浄土宗の檀林18ヶ寺のこと。

 北小金駅南口から徒歩6分ほどで着く東漸寺。入口の総門~仁王門~中雀門までの真っ直ぐな参道の両側にはもみじ・やまぶき・松・桜などの木々が生い茂っている。約300本のもみじが紅葉する秋の時期も素敵なのですが、青もみじが美しい夏の時期も清々しくおすすめです。

 まだまだ暑い日が続きます。そんな日も、寺務所の軒下に掛かるウインドチャイムの音色が涼し気に感じます。日陰で耳を澄ませてみて下さい。

開門・閉門:7時~16時30分頃
御朱印・御守の寺務所受付:9時~17時
松戸市小金359
詳しくはホームページで。

カフェ 幸谷(こうや)

 砂利道の途中にカフェの看板。
その先の螺旋階段を降り、格子の引き戸を開けると素敵な空間が!

 6月13日にオープンした『カフェ幸谷』。築56年の民家をリノベーションした古民家カフェ。店内には4人席が3つと、2人席が4つ。歴史を感じる天井の梁とオフホワイトの壁がなんとも良い雰囲気。

 ランチメニューは、オムライス・幸谷カレー・唐揚げプレート・角煮(各1,350円)。
 店主おすすめは『幸谷カレー』。少し辛口のスパイスが効いたオリジナルカレーと、彩り豊かなサラダやピクルスなどの野菜とスープが添えられたメニュー(※付け合わせは日替わり)。

 カフェメニューにはドリンクのほかに、ホットサンドなどの軽食、プリンやぜんざい、クリームソーダなども。店内ではテイクアウトも可能な、あげパンやスコーンも売っている。

 空間もメニューも丁寧に作られた感じが伝わり、居心地が良い。たどり着くまでの「どこだろう?」のワクワクもあるのでゆっくりと探してみてほしい。

営業時間:11時~17時(ランチラストオーダーは14時30分)
定休日:月・木※変更の場合あり
松戸市幸谷831-4
※キャッシュレス対応(一部例外)

最新情報はInstagramで

 森の保全・整備を行い、市民のみどりへの理解を広げる場及び子どもたちの自然学習の場など、みどりと触れ合う機会を提供する『溜ノ上の森の会』が活動している森。松戸の里山活動のさきがけ『関さんの森』の飛び地。普段も散歩できるように整備されており、住宅街にありながら、自然を感じられる場所。
 6月前半にはセミが鳴き始め、道にはナガサキアゲハがひらひらと舞っていました。虫が多いので、長袖・長ズボンが必須です。※駐車場なし・禁煙。
 森は、徒歩でも8分程で回れてしまいますがが、植物や生きものを観察してみると面白いでしょう。

 表の張り紙には『ナナフシ』なども生息していると書いてあったので、観察していたら見つかるかもしれません。枝に似ている『ナナフシ』は、とても見つけ難いので、見つけられたら編集部に写真を送って下さい。WEB記事にお名前(ペンネームOK)と写真を掲載させていただきます。

送り先→mainichi★bunya.ne.jp(★を@に変換して下さい)

関さんの森

 『関さんの森を育む会』が、都市に残された森を大切にする人の輪を広げていくことを目的に活動している森。
 屋敷林は一般の人も自由に入ることができる。
※散策路以外立ち入り禁止。
 自然観察会などのイベントも開催。→最新情報はホームページで!
 

小金直売所「農産物青空市”kogane marche”」

 歩いているとJAとうかつ中央 小金支店の駐車場フェンスに『小金直売所』の張り紙を発見。取材時は平日で開催されていませんでしたが、タイミングが良ければ地元農産物を買うことが出来ます。

 開業から10年目の小金直売所。地元に愛される直売所で「とうかつ中央農協小金支店駐車場」にて、毎週土曜日青空直売所を営業。
 行列ができる直売所を目指し、地場野菜を中心に新鮮野菜をお得に販売。不定期でイベントも開催!

営業日:土曜日
営業時間:6月~8月:16時~18時/9月~5月:13時30分~16時
※支払いは現金のみ。※駐車場なし。最新情報はInstagramで

写真提供=とうかつ中央農協小金支店

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