新川の畔 オーエンス八千代市民ギャラリーだより③
春の常設展「収蔵作品展」~在りし日の記憶~

オーエンス八千代市民ギャラリーでは、常設展として八千代市の収蔵作品を展示しています。春の常設展は~在りし日の記憶~と題して、浅井忠、山里寿男、小野昭の作品を紹介します。
日本を感じられる風景、日常の中の美しさ、明治から昭和を経て変わりゆく風景に着目した展示です。
今回の展示作品の中から、小野昭氏の作品「菜の花畑への道」。
―春の日に、木々の中から明るい方を見ると、これから歩いていく道の続きに菜の花畑が広がっている。自分がいる場所は、木かげで少しひんやりするけれど、きっとこの道の先は日が当たってあたたかく、ヒバリの声が広い空に響き渡っているだろう。風が吹いてきたら、菜の花の匂いがするだろう。―
描かれた風景の中に、そのような、かつての春に経験した穏やかな日常が思い起こされます。同じ絵を見ても、その風景にまつわる記憶は人それぞれ異なるでしょう。
知らない場所なのに、どこか懐かしく、過ぎ去った日々を思い起こさせる風景。今回の展示の中に、自分の経験と重なる一枚があるかもしれません。
八千代市内では現在もこのような風景が点在しています。当ギャラリーにお立ち寄りの際は、新川沿いや旧道を散歩して、絵の中の風景を探してみてはいかがでしょうか。
この展示は2026年4月14日(火)~6月14日(日)(9時~20時)まで行います。月曜休館。(館長代理 羽柴由紀)。
▽問☏047・406・4116。(八千代市村上2510)。
▼アクセス:東葉高速線「八千代中央駅」下車、徒歩約15分。バス「米本団地行」(中央図書館経由)「中央図書館」下車。所要時間約5分。
この記事を書いたライター
