特別授業「名戸ケ谷小学校x柏レイソルxセーブ・ザ・チルドレン『子どもの権利』授業編(古澤ナベル慈宇&中島舜&中川敦瑛&桒田大誠)」

 12月3日、柏レイソルとCSRパートナー(社会貢献活動)である、国際NGOセーブ・ザ・チルドレンは柏市立名戸ケ谷小学校にて「特別授業: 子どもの権利」を実施。この授業は名戸ケ谷小学校の6年生の教室に古澤ナベル慈宇&中島舜&中川敦瑛&桒田大誠、セーブ・ザ・チルドレンのスタッフ2名が訪問して展開される特別授業だ。

 古澤&中島組と中川&桒田組の2チームを編成したレイソルチームはそれぞれ1組と2組の教室に入室。児童たちと「子どもの権利」について知り、考え、学んだ。

 さて、ここでみなさんも学んでみましょうか?
 みなさんは「子どもの権利」、ご存知ですか。例えば、どのくらいあると思いますか?せっかくの機会ですから、僭越ながらいくつかピックアップしてみましょう。

※第1条
子どもの権利条約では、18歳未満のすべての人を「子ども」とします。

※第2条
人種・皮膚の色・性別・言語・宗教・障害・貧富の差・考え方・生まれた環境や場所などによって差別されない権利があります。

※第4条
子どもは国に子どもの権利条約を守ってもらう権利があり、国は子どもの権利を保障する義務があります。

※第12条
自分に関わるすべてのことについて意見を聴かれ、その意思を大切にされる権利があります。

※第16条
プライバシーが守られ、名誉や信用を傷つけられない権利があります。

※第38条
子どもは平和に生きる権利があります。紛争・戦争でたたかうことを強いられず、紛争・戦争にまきこまれた場合には、保護される権利があります。

※第42条
おとなだけでなく子どもも、「子どもの権利条約」を知る権利があります。

以上、「子どもの権利条約」から抜粋。
https://asuno-compass.savechildren.or.jp/child-rights/learning_kit/crc/

 このように、たくさんあるんです。

 この日は児童と4選手がまさに第42条に基づくシチュエーションで、分かりやすい資料ときめ細かいガイダンスの中、子どもの権利条約が定めるさまざまな権利についてディスカッションをしました。

 私が感じたこの授業の尊さは様々なルーツを持つ生徒のみなさんが、同じく様々なルーツを持つ選手たちと大切な学びを得られること。そして、それらを明るく元気にシェアしていくこと。

 さらにいえば、事前にもらった資料を片手に身につまされるような感覚と大きな同意を自らにも感じることができたこと。どんな時も彼ら・彼女らは宝物であるということ(キーボードを弾くみんなのタイプも速かった!)。

 フェアプレーを大切にするアスリートたちも授業を通し様々なことを感じたと言います。

 思えば、ピッチ上では一定以上の成熟を示す彼らも、ほんの数年前までは子どもの権利条約」のもとで育まれてきた世代。本当の意味で大人の仲間入りをするタイミングでこのような経験をしたことにも大きな意味がありそうだ。

 
 「授業が楽しかった、本当にみなさんから元気をもらえましたし、一緒に今日の特別授業を受けながら、『自分たちも小学生の頃、こんな感じだったよなー』って温かく、懐かしい気持ちを感じていました。今後もこういう機会には積極的に臨みたいですし、機会があれば、自分の経験などもみなさんへお話できたらいいなと思いました。今日学べた『子どもの権利』というのは自分が生徒のみなさんくらいの頃に触れていなかった部分でもある。新しい知識を得ることができましたし、自分もアスリートの1人としてしっかりとした知識や振る舞いを学んでいきたい」(古澤)

 「柏レイソルアカデミー育ちの自分はずっとセーブ・ザ・チルドレンさんのロゴを背負ってサッカーを学んできた選手の1人でもあります。みなさんの活動の本質に迫れた気がします。自分は小学生時代に進んで挙手をして、授業で発表をする生徒でもなかったので、そんな子の気持ちはよく分かるんですよ(笑)。だから、一緒にいて、学ぶだけでも安心してくれるのかなって思って。自分はコミュニケーション能力でがんばりました。何よりも、みんなが元気で素晴らしかったです。『ナカジマックス』の浸透ぶりにもビックリでした!」(中島)

 「実は自分は中学・高校の教職免許を持っているのですが、小学校に来てみんなのパワーにビックリでした。圧倒されながら、特別授業が始まりました。10年ぶりの小学校でしたから、全てがミニチュアのように感じていましたがいいものですね(笑)。懐かしさと元気をいただけただけでも良い経験なんですが、この『権利』については中学や高校から歴史などの授業でさらっとは触れてきてはいたものの、今日のようにしっかりと学んだのは初めて。こうやって子どもたちと深く学べる機会の良さは、みんなと権利の1つ1つを確認しながらたくさんの再認識を得られること。今日の授業に呼んでもらえて光栄でした」(桒田)


 「最初は緊張していましたが、みんなの積極性や明るさでほぐしてもらいましたね。自分はできる限り…歩み寄ってといいますか、できる限り、『みなさん側』で、『目線』を合わせて、この授業を体験したかった。その方がみなさんも話しやすいんじゃないかって思っていました。自分も小学生の頃から今までこのような特別授業を受けた記憶はありませんでした。小学生の頃から自分たちの権利について楽しく学べるということはすごく重要なこと。それこそ権利の一部でもありますからね。今日学んだ権利を奪うようなことやそれ以上のことがなくなっていないことに対して、『自分たちにはこのような権利がある』と認識を深められたことは生徒のみなさんだけではなくて、自分たちにとってもとても良いこと。素晴らしい経験になりました」(中川)

 選手たちに全て言われてしまいましたが、私もこの「レイソルしま専科」のツアーの最後に、生徒のみなさんのキラキラした姿だけではなく、このような貴重な機会を体験できてよかったです。

 また、柏レイソルとCSRパートナーさんの取り組みに参加できたことに感謝しております。

この記事を書いたライター

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