
第78回 千葉県陸上競技選手権大会 男子1500m優勝 森田瑛仁さん(市立松戸高校3年)インタビュー

2025年6月28日(土)・29日(日)、第78回千葉県陸上競技選手権大会が千葉県総合スポーツセンター陸上競技場にて開催された。
初日の男子1500m、3分55秒67で優勝した市立松戸高校3年の森田瑛仁さん(松戸市立第四中学校出身)に、今回のレース内容や、全国高校総体進出を決めた6月13日(金) 関東高等学校陸上競技大会南関東地区予選(以下南関東大会)1500mを振り返ってもらった。

予選(2組)は1組のタイムを見て、チーム全員(3名)が決勝進出できるように引っ張った。決勝は優勝狙いで常に良い位置にいることを意識した。最初の1周通過時に自分の有利な展開に持ち込め、優勝できそうな手応えはあった。南関東大会終了後は疲労もあり調子を落としていたが、疲労を抜いてこの大会で結果を出すために調子を上げて臨むことができた。
南関東大会1500m決勝のレース直前は、自分自身は記憶にないが、1年前から付き添いをしてくれているチームメイトから「今までに見たことがないくらい緊張していたよ」と後から言われ、相当緊張していたのかなと思う。スタートから出遅れ、どこで上げるか少し迷った。ここで前に出ないと全国高校総体が遠のくと思い、600m過ぎの直線で前に出た。
南関東大会男子1500m決勝
U20日本選手権陸上競技大会の申込記録(3分52秒00)も狙っていて、3分51秒75(4位)で参加資格を得られたことに少し満足しているが、残り100mで「全国高校総体に行けそうだ」という気持ちが大きくなり、日本人選手1位争いに加わらないといけないところに勝負できなかったのは反省点でもある。
嬉しさ8割、悔しさ2割。全国高校総体の目標は、自己記録の更新と顧問の蓑和廣太朗先生の持つ全国高校総体での市立松戸高校記録(3分50秒32)を超すこと。最大の目標は決勝に進出し、全国の上の選手たちと勝負をした上で8位入賞を目指したい。


(取材=さとる)(動画=no1231y)
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