地域に笑顔を運ぶジェラートキッチンカー「いいこと」

ふれあい毎日

習志野市と船橋市を拠点とするジェラートキッチンカー「いいこと」は、猛暑の中、ひんやりくちどけの良い味わいが、地域に温かい笑顔を届けている。「いいこと」は本年6月に稼働開始。船橋市、習志野市、千葉市を中心に活動、8月には鎌ヶ谷市の梨農園「時田園」にも出店する予定だ。

1歳になったばかりのお子さんのママでもある富永愛理(とみながあいり)さんは、あえて移動販売を選んだ。高校生の頃に沖縄でカフェを開く夢を抱き、スイーツ専門学校で学び、レストランカフェで店舗経営を経験。しかし、固定店舗では実現しにくい「もっと気軽に、もっと多くの場所で、美味しいジェラートを通じて人々を笑顔にしたい」という思いが募り、キッチンカーの開業を決意した。

「移動するカフェのような優しい空間にしたかった」と語る通り、キッチンカーはナチュラルな色合いで、温かみのある仕上がりだ。提供されるジェラートはすべて手作りで、旬の素材を活かしたこだわりの味わい。

一番人気は「ティラミス」。2位は「塩ミルクレモン」。夏の定番「ミルクジェラート」は低温殺菌牛乳で丁寧に作り、さっぱりしつつミルクの味わいはしっかり。ふわっと香るミルクの香りが特徴だ。「軽すぎず、重すぎず、満足感を大切に」と、口当たりや食感、香りにまでこだわり抜いている。

開業当初は温度管理などで苦戦したが、「毎日課題が出て、改善を繰り返せた」と前向きに乗り越えた。お客様からの温かい声掛けが何よりの喜びだったという。これからも習志野市、船橋市、千葉市と鎌ヶ谷市などの地域に、たくさんの笑顔と「いいこと」を運び続けてくれるに違いない。

問・出店先情報はインスタグラムのDMへ。

この記事を書いたライター

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