
全国高校総体男子3000mSCタイムレース決勝4組 伊藤悠ノ介さん(八千代松陰高校3年)

2025年7月25日(金)~29日(火)、秩父宮賜杯第78回全国高等学校陸上競技対校選手権大会(以下全国高校総体)がホットスタッフフィールド(広島広域公園陸上競技場)にて開催された。
大会3日前にトラック種目は800mまでは予選、決勝は予選通過の24人によるタイムレース決勝に変更し、1500m、男子5000m、女子3000m、男子3000mSC、5000mWは予選なしのタイムレース決勝となった。
4日目の男子3000mSCタイムレース決勝4組は、八千代松陰高校3年の伊藤悠ノ介さん(柏市立酒井根中学校出身)が組3着(全体3位)となった。伊藤さんにレース内容と今後について話を聞いた。

八千代松陰高校3年 伊藤悠ノ介さん

持ちタイムが近い前田結人選手(洛南)と北関東総体で独走していた古賀想太選手(市立前橋)をマークしていた。1位の徳山博貴選手(市立西宮)と古賀想大選手は、途中何回か前に出ていた分、力を使っていると思い、力を溜めている私に分があると思った。ラスト勝負になれば、もともと1500m(県総体2位)も経験していた分、勝てると思ったが、県総体、南関東総体、全国高校総体とラストが伸びなかった。そこを改善できていたらよかったのかなと思う。残り300mで前に出て最後の水濠で県総体と同様にバランスを崩してからは「勝ちたい」という思いだけで走りきった。調子も体調も悪くない中で全国高校総体を迎えることができた。その上で負けたので完敗です。
2年連続で全国高校駅伝の登録メンバーに入れず最終学年になった。チーム内の競争は激しいが、駅伝はチームの力になり、勝ちに貢献していく気持ちでやっていきたい。
◆男子3000mSCタイムレース4組の動画
(取材=さとる)(動画=no1231y)
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