トライアングルの歩みはつづいていく-辰巳ゆうと
10月24日、歌手・辰巳ゆうとがLINE CUBE SHIBUYA(東京都渋谷区)で「辰巳ゆうとスペシャルコンサートツアー2025-Triangle-」を開催。
この日は演歌とロック、ダンスの3つの意味が込められたツアーの最終公演。
予備知識を入れずに駆けつけた身からすると、かなりの驚きと、辰巳さんへの更なる興味が湧いてくるコンサートでした。
革ジャンにブーツ姿。赤いスモークの中から登場してモニターに片足を置きながら歌う仕草は衝撃でしたし、5回に渡った衣装替えに、かなりのポテンシャルを感じるトーク術など、辰巳さんのエンターテイナーとしての魅力が詰まった夜となりました。
私たち柏レイソルサポーターにとって特別なヒットチューンである「運命の夏」や「迷宮のマリア」、竹内まりやの「純愛ラプソディ」や、玉置浩二の「田園」といったカバー曲も含め全19曲を熱唱。名古屋&大阪両公演をソールドアウトしてきた勢いをそのままにこの東京公演を駆け抜けた辰巳さんに、公演前に設けられた取材時間の中で聞きました。
「今年は柏レイソルとの新しい縁が生まれましたね」と。
すると、辰巳さんはこう話してくれました。
「ルヴァン杯決勝戦で柏レイソルが優勝カップを手にする姿を私は勝手に想像できています。今年、『迷宮のマリア』を垣田裕暉選手の応援チャントに使って頂いているおかげでキックインセレモニーをさせて頂けたり、柏レイソルのホームスタジアム・日立台で唄わせて頂くことができたりと、選手やスタッフのみなさん、サポーターのみなさんにも垣田選手のチャントがご縁で応援をしていただけている」
日立台で誓い合った私たちの夢への道はまだ続いています。辰巳さんには「『出たい』ではなく、『出るんだ』と思い、1日1日をがんばってきた」という「紅白歌合戦出場」という夢が。私たちには「タイトル獲得」という夢があります。お互いにその夢への熱や現実味を高め合っているシチュエーション。

さらに辰巳さんはこうも話してくれました。
「柏レイソルはルヴァン杯だけでなく、J1リーグでも首位を捉える位置にいる。僕自身も応援を続けていますし、また近いうちにまた日立台へ応援にうかがえたらと思っております。もちろん、その際は柏レイソルの勝利を願って、しっかりと応援させていただきます!」
多くの人たちの愛情に支えられることの重みや価値。それに伴う責任を知る人が、こちらを真っすぐ見つめてそう話してくれました。その思いは本物。
そんな辰巳ゆうとさん。12月17日にスペシャルアルバムのリリースが決定しています。年が明けてからも地元・大阪は新歌舞伎座での公演や、スペシャルコンサートツアーも決定しています。
辰巳ゆうとさんと柏レイソル、そして、私たち。このトライアングルの歩みはまだ始まったばかり。共に大きな夢へと突き進む様子をまたお伝えできたらと思うばかりです。
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