出席報告ってなに?
「出席報告」とは、不登校生がフリースクール等へ通う場合、その登園日数を学校へ出席した日数とみなすというもの。本人と保護者が希望した場合、学校長の許可をもらい、フリースクールから学校へ登園した日にち、活動の様子を記して月一回送付します。
不登校という扱いは変わりませんが、本人の励みになったり、中学受験などをする場合には考慮される場合もあります。不登校生全員の義務ではなく、希望しないご家庭も一定数います。「学校とのやりとりでつらい経験があるので、つながりをあまり持ちたくない」、「特に必要性を感じない」などの理由が多いです。
ゆうびでは、出席報告は、単に日数の報告ではなく、本人がどんな様子で活動しているか学校に知ってほしいと考え、毎月子どもたちの様子を記しています。
「スタッフと過ごすことが多かったですが、他の子とのゲームに参加するようになりました。」、
「生き物が好きで園庭で元気に虫を探しています」のような具合です。
ある小学校は教頭先生が毎月「〇〇さんは今月こんな活動をされたんですね。元気な様子で嬉しいです。」のようなメールをくださいます。またある学校は「事務処理の関係で早めに出席日数を知りたい」と電話で日数のみをお知らせすることもあります。学校によってまちまちです。
憲くん(小3)は月一回、放課後、出席報告の手紙を持って担任の先生との面談に行きます。先生はその場で封を開け、「先月はお祭りがあったんだ。へ~、ポップコーン屋の店長をやったの?どのくらい売れた?先生はキャラメル味が好きだけど憲くんはどう?…」など。ゆうびでの活動の様子から、憲くんとの会話を紡ぎます。月一回しか会えないけれど、この子のことを少しでも知りたい、関わりたいという先生の姿勢が見て取れます。憲くんもゆうびでの様子を先生に知ってもらい、興味を持ってもらえることは嬉しいようです。学校とフリースクール。同じ地域で子どもの育ちを支える仲間同士、出席報告をこんな風に役立たせていけたらと思います。
この記事を書いたライター
