老後の不安

Q:私は、今年68歳。近年、物価高で年金も減るかもしれないという話を聞きます。少ない年金でこの先、生活できるかどうか考えると不安な気持ちになります。夫は3年前に亡くなり、子どもは一人で海外生活です。この先、生きていてもいいことがなさそうで、どのような気持ちで日々過ごせばいいでしょうか。
(68歳女性)

A:ここ数年は、物価が上がり私たちの生活にも大きな影響を及ぼしていますよね。若い人たちは、将来の年金があてにならないから資産形成を熱心に考えている人が多いです。若い人たちだけでなく、中高年の方もいかに節約して生活するか頭を悩ましているのではないでしょうか。

 旦那さまが亡くなり、お子さんも海外生活では心細いかと思います。お子さんとは定期的にアプリなどで連絡を取っていますか。ぜひ顔を見てお話してみてください。

 何はともあれ決して一人で悩まないことです。お友だちに悩みを打ち明けて不安を話してみましょう。気持ちが少し楽になると思います。

 資金的な悩みの解消には、計画的な生活設計が必要です。一か月で支出はいくらか、収入はいくらか。そして、一年間ではどうなるか。食費、光熱費、雑費など節約できるところはやってみましょう。

 あなたが健康であれば、仕事をして少しでも収入を増やすこともできます。今は、シニアが働く場所も増えています。お家の中であれこれ心配している時間をお金にかえるのは一つの方法だと思います。

 日本には社会保障という3段階の層になったセーフティーネット(安全網)があります。一番上の第一ネットが医療、年金、介護、雇用などの保険。真ん中の第二ネットが生活困窮者自立支援制度、一番下の第三ネットが最後のとりでである生活保護という仕組みになっています。長いこと税金を納めていたからこそ受けられる制度です。お住まいの地域、市役所などの自治体で相談できます。

 どうしても将来の不安で精神的に落ち込むようであれば、うつかもしれませんので早めに医師やセラピストに相談してみましょう。薬の処方や生活改善で落ち込む気持ちも前向きになっていくはずです。

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