幸せホルモン=オキシトシンがいっぱい!
Q: 私は50代の主婦です。ひとり娘が、就職のため九州へ行ってしまいました。今は夫と二人暮らし。夫は仕事が忙しく、今まで話し相手になってくれていた娘がいなくなり、さみしい毎日です。どうやってさみしさを紛らわしたらいいでしょうか。(50代女性)
A:娘さんが就職され遠くに行かれてさみしいと思います。きっと今まで娘さんの成長を楽しみに育ててこられたのでしょうね。
自分の子どもたちが家から巣立って行き、残されたお母さんはポッカリこころに穴が空いたように感じることがあるかもしれません。このような喪失感や虚無感がやってくることを「空の巣症候群」といって、多かれ少なかれ多くの人が経験するこころの状態です。
「空の巣症候群」を乗り越えるには、地域の活動に参加したり、趣味のサークルに入ったりすることもおすすめですが、植物を育てたり、ペットを飼うことも精神的には落ち着く方法です。
脳内の「3大幸せホルモン」にオキシトシン、セロトニン、ドーパミンがあります。セロトニンは太陽の光を浴びたり、ウォーキングなどで出る精神安定ホルモン。ドーパミンは、何かに挑戦しているときや達成した時にでるやる気ホルモン。そして、今回のテーマのオキシトシンは、幸せな気持ちにさせてくれるホルモンです。
オキシトシンは、ペットをかわいがったり、家族や友人とのハグやスキンシップ、人への親切や思いやり行動などで出てきます。もともとは、女性の出産を助けたり、授乳の際にでるホルモンとして発見されました。
セルフタッチとして、優しく自分を撫でてみたり、ぬいぐるみのような柔らかいものを触ったり抱きしめたりしてもオキシトシンは出ます。その時に、効果絶大なのが声に出してみること。自分には「よしよし。今日も家事がんばったね」「今日はケーキが食べられて幸せだったね」という風に。ぬいぐるみや植物に対しても同じです。ぜひ、話しかけることによって気持ちが落ち着いてくるはずです。
相談者さまは、旦那さまとふたり暮らしになったとのことですが、夫婦で買い物へ行ったり食事に行くなど、これからはふたりの時間を充実させてみてはどうでしょう。そして、相手に対して思いやりの気持ちを抱き、幸せのオキシトシン・ライフを過ごしてみてはいかがですか。

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