真冬の池から男児救助 中高生3人に感謝状

ふれあい毎日

「学校での訓練が活きた!」 白井市

白井市内の調整池に入っていた行方不明の男児(8)を発見し、冷たい水の中から救出したとして、印西署は2月19日、中高生3人に署長感謝状を贈った。

表彰を受けたのは、白井市内の中学校2年生の川添玲良さん(14)と岩谷柚希さん(14)、そして白井市内にある県立高校1年生、斎藤銀治さん(16)だ。

事案は1月19日16時10分ごろ発生。施設から所在不明となっていた男児を川添さんと岩谷さんが発見し、直ちに警察へ通報。

その後、付近を通りかかった斎藤さんは居合わせた男性と協力し、水温が5〜8度と推測される厳しい寒さの中、男児を抱きかかえて救出した。

川添さんと岩谷さんは、奇遇にも事案当日の保健体育の授業でAEDの取り扱いや110番通報の手順を学んだばかりだった。「授業のおかげでパニックにならずに通報できた」と振り返る。

また、斎藤さんは、「人助けが感謝状という形になるのはありがたい。将来、自分に子どもができた時にも自慢できる」と、高校生らしい素直な喜びを口にした。

印西署の今井隆署長は「真冬の水温下では数分で命に関わる。皆さんの適切な判断と連携が最悪の事態を防いだ」と、若きヒーローたちの勇気を称えた。「将来は消防士を目指している」と話す斎藤さん。今回の経験は、その大きな一歩となったに違いない。

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