
旅スケッチ クーリングシェルター「イオンモール幕張新都心」で涼を楽しむ

たっちゃんの行ってきました!(千葉市)


改正気候変動適応法が2024年4月に施行され、熱中症特別警戒情報発表時に、暑さを凌ぐため、一般に開放される施設として、「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」を市町村が指定出来ることになった。

連日の猛暑の中、千葉市のクールスポット指定となっているイオンモール幕張新都心へ向かった。

施設内は「グランドモール」、「エキマエモール」、「アクティブモール」「ペットモール」の4エリアから構成される。息をするのも苦しいほどの猛暑の外気を逃れ、館内に入ると、程よい温度に設定された空調が心地良く、生き返ったようだ。
「エキマエモール」でオペレーションマネージャーの渡邉道明さん(51)に「クールな取り組みシリーズ」について話を聞いた。

休憩や待ち合わせなどに利用される「エキマエラウンジ」には8月の毎週土曜に大きな氷柱が設置され、訪問客は目にも涼やかな氷の周辺で涼むことが出来る。

3階のスカイパークにはマイナス2度の弱冷自販機が設置され、冷えた飲み物で喉を潤すことも。


スカイパークの「ふんすいリング」では毎日10時から19時、30分間隔でテーマに合わせたオリジナル音楽とともに約3分間の噴水ショーを開催。特に土、日曜は多くの子どもたちの人気スポットとなっている。


7月13日(日)には約10万5000人もの人々がイオンモール幕張新都心を訪れ、買い物がてら、様々な場所で猛暑を避けて涼を楽しんだ。

熱中症特別警戒アラートの発表状況によらず、暑さを凌ぐ場所として利用することの出来る「涼み処」を紹介している市町村もある。

市庁舎、区役所、公民館や図書館、美術館、郵便局、市民会館などの公共施設のほか、民間事業者の協力によりスーパーやドラッグストアなどの商業施設がクーリングシェルター涼み処として利用出来るようになっている。施設名は自治体のHPを。

令和7年6月2日現在、「クーリングシェルター」の県内の指定状況は44市町村911施設。「涼み処」の設置状況は39市町村827施設となっている。
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