私の処方箋、コーピングレパートリー
Q: 私はちょっとしたことでストレスが溜まりやすいです。満員電車での通勤、仕事で注意された時、病院で長く待たされた時などです。ストレスが溜まって落ち込んだりイライラしたり。その日に感じたストレスを翌日に持ち越さないためにはどうすればいいでしょうか。(30代女性)
A:あなたは、疲れた時やストレスがかかった時、どんな行動をしますか? 友だちとスイーツを食べに行く、お酒を飲みに行く、スーパー銭湯に行く、旅に出るなど人それぞれのストレス対処方法があると思います。これをコーピングと言います。
以前(2025年5月28日)にもストレスに対するコーピングの方法を書きました。コーピングの語源は、英語の「cope」です。これには、困難なことに対処する、なんとかうまくやっていくという意味があります。平たく言えば「気分転換」です。
人が感じるストレスにはいろいろな種類があるように、それに対処するコーピングも色々あります。対処方法が多くあるとストレス軽減には役立ちます。それらストレスに対するコーピングを小さなもので良いので、がんばって100個を目指して書き出してみましょう。
自分だけのコーピングレパートリー=自分の処方箋を作っておくと、軽いストレスの内に対処することができます。コーヒーを飲む、お菓子を食べる、アロマを焚く、トイレ掃除をするなど身近なことから温泉に行く、コンサートに行くなど行動を伴うものまでいろいろあります。なぜ100個も書き出さなきゃいけないのでしょうか。コーピングは多いほど良いのです。
実際に書いてみると「あれ?こんなことも自分のコーピングになっていたのか」と気が付くでしょう。また、「書き出す」行為によって考えを「見える化」します。これは、具体的に表面に出すことによって、自分のストレスに対する多くの処方箋を作ることになります。
風邪をひいた時の例をあげてみましょう。まず、うがいをする、寝る、おでこを冷やす、温かい物を食べる、薬を飲むなど処方箋があります。このように、ストレスを感じた時、コーピングレパートリーとなる処方箋を作っておくと、大きなストレスになる前の小さなストレスの早期発見にもなり、ストレスに強いメンタルを維持できるでしょう。
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