第71回 全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会 男子4×100mR優勝 南流山中インタビュー

陸上 スポーツ

 2025年7月6日(土)7日(日)、第71回全日本中学校通信陸上競技大会千葉県大会が、千葉県総合スポーツセンター陸上競技場にて開催された。

 大会2日目 最終種目の共通男子4×100mRは、大会前ランキング1位(43秒47)の流山市立南流山中学校(以下南流山中)が43秒28で優勝した。

 2位は柏市立光ヶ丘中学校で43秒30、3位は松戸市立河原塚中学校で43秒63と、関東大会に進出する3校を東葛地区の中学校が独占した。優勝した南流山中は千葉県代表として8月に沖縄で開催される全国大会に出場する。

南流山中 1走 古平光汰さん(3年)

  リレーメンバーの4選手に話を聞いた。

 「ランキング1位で迎えた4×100mRは予選も決勝もプレッシャーしかなかった。4名全員が今大会の個人種目に出場。1名は共通男子200mで全国大会進出、2名は中学3年男子100mでネクストステージ(9位~16位決定戦。以下NS)に進出し、そんなチームは南流山中だけで『負けるわけにはいかない』という気持ちが強かった。予選は練習以上にバトンパスが上手くでき、43秒23のベストタイムが出せた」と4選手が口を揃えていた。

 4走の木村亮介さんは、「決勝はゴールした瞬間は勝てたか自信がなくヒヤヒヤした。電光掲示に3レーン43秒28と表示されたのを見てホッとした」と安堵の表情を浮かべた。

南流山中 4走 木村亮介さん(3年)

 1走の古平光汰さんと2走の飯田悠莉さんに、中学3年男子100mNSを欠場しなかった理由を聞いたところ、「リレーの決勝を万全の状態で走るために欠場することも考えたが、NSでも全国標準を切れば全国大会に進出できるので、可能性がある限りは挑戦したかったのと、自己新を出して気持ちよくリレーの決勝に臨みたかった」と答えた。

 最後に全国大会の意気込みを聞いた。

1走 古平光汰さん(3年)「決勝に残りたい」

2走 飯田悠莉さん(3年)「今日よりもバトンパスの精度を上げれば決勝に進出できると思う」

3走 高松悠斗さん(3年)「千葉県中学記録を更新して42秒58を出している埼玉県代表に勝ちたい」

4走 木村亮介さん(3年)「千葉県代表としていいバトンパスをしたい」

全員「全国大会は42秒50を狙いたい」

共通男子4×100mR決勝の動画

(取材=さとる)(動画=no1231y)

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