横田真澄展 八千代市

ふれあい毎日

手から生まれる Born from our hands

オーエンス八千代市民ギャラリー 入場無料 18日(土)~ 八千代市

 ドローイングや立体など多様な表現を組み合わせ、空間全体を物語のように編み上げるアーティスト、横田真澄さん。横田さんの個展が八千代市村上のオーエンス八千代市民ギャラリーで10月18日(土)から26日(日)まで開催される。

新作を中心に絵画、版画、立体、インスタレーション、ショートアニメーションが展開される。以下のテーマを「可視化」する試みでもある。『壊れやすいもの、遊ぼ!、アニメーションとインスタレーション、ショートアニメーション』。

 展示会前に横田さんに話を聞いた。「両親が服飾関係の仕事をしていたので、もの作りの環境の中で育った。子どもの頃からつくることの喜びを体感してきた。将来はものを作る人間になるとずっと思っていた」。

 銅版画や木版画制作などを経て、続けられる環境を考え、自宅での制作を主な活動場所としている。「描く対象は決めず、自分が出合うすべてのもの、自然や人間からインスピレーションを得る。他者は自分の反映であり、そこから気づいたり、影響を受けたりしている。他者と自分は対になっているのではないか」と話す。アートの魅力について「自分を解放できること。本当の自分と向き合う時間である」と心の深層まで降りて考える横田さんだ。

▽問☏047・406・4116(オーエンス八千代市民ギャラリー)

Instagram→yokotamasumi

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