ゲーム機、スマホは相棒だけど
ゆうびに新しく入園する子から、よく「ゲームやスマホは持ってきていいんですか?」と聞かれます。
ゆうびでは、持ってくることで本人が安心する物…ゲーム、スマホ、本、ぬいぐるみなど、なんでも持ってきてよいとなっています(危険な物や高価な物等は除く)。慣れない場所で子どもがなるべく安心して過ごせるようにという配慮です。
新しく通う場所において、一人で遊べるゲームやスマホは安心できる相棒のような存在でしょう。相棒との密着した時間を経て、少しずつ外に目が向いて、スタッフや他の学園生と交流するようになり、ゲーム機を手に取る時間が減っていく。そんな変化を期待しています。
今、継続して通ってきている小中学生二十数人のうち、全く電子機器を持ってきていない子は2人のみ。他の子は毎回何かしらの電子機器を持ってきており、中には一人でゲーム機、タブレット、スマホの3台持ちの子もいます。
それらの使用時間の制限がないゆうびで、もう十分にゆうびに慣れた子どもたちがなお、電子機器を長時間使用して遊んでいることが最近話題になりました。他の遊びに誘われたり、自分からやめて違う遊びを始める子もいますが、少しでもヒマになると吸い寄せられるようにゲーム機やスマホを手に取っています。
先月のスタッフ会議でも「小学低学年の子が長い時間、電子機器を見ているのはやはり心配」、「不登校の子どもたちにとってゲームは生きるための浮き輪という。制限したくない」、「発想や言動が動画配信の影響を受けすぎている子がいる」、「ショート動画などの中毒性は大人でも抜け出せないくらい。子どもには酷」、「私たちスタッフも子どもの遊びをゲームに任せてしまっているところがあるのではないか」など議論は長時間に及びました。
あまりに強大になった電子機器の寄る波。世界でも若年者のSNS使用の法規制をする国が出てきたり、過渡期にいる気がします。ゆうびでも子どもたちの安心や自由を保障した上で、電子機器とのよい付き合い方がないか、家庭と共に考えていきたいです。
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