リレートーク31 天音/片桐磨美さん

ふれあい毎日

静かに自分と向き合うために
音楽療法カウンセラ―

「クリスタルボウル&日リングサロン天音(あまね)」主宰 (千葉市)

片桐磨美さんは成田市、富里市を中心に音楽療法カウンセラーとして地域の子どもから大人までをメンタルサポートしている。前回のつながる∞マルシェ主催者の秋葉りつ子さんにとって精神的な支えとなっている人だ。

親子教室講師7年、脳科学、心理学、自然療法などの学びを経て2019年より楽器を使った演奏活動を本格スタート。現在はコラボ、出張演奏でのライブを年間100本以上、個人セッションでは3000名以上をサポートする。高齢者施設や子ども関係のイベントのライブを数多くこなす。実際の現場体験を活かし、音による代替医療と心身の自然治癒力向上を目指している。

使用する楽器は水カンリンバ、クリスタルボウル、ドイツの医療楽器のモノリナなどを中心とした世界の民族楽器だ。自然界のゆらぎを感じながら、地球の音を即興演奏で紡いでいくエレメンタル・サウンドジャーニー奏者、天音(あまね)の名前で活動している。

エレメンタル・サウンドジャーニーとは、音の繭玉に優しく包まれる深いリラクゼーションのこと。その人が自分に帰る状態、未来や過去ではなく、今ここに意識を向ける、音による瞑想体験。

「その人本来のリズムや五感を取り戻し、心地よく心身を真ん中に戻すというカウンセリングをするのにオススメ。楽器は調律してから始めるが、人間もひとつの楽器なので調律が必要。リラックスして、力んでいない、まあまあの状態へ向かうということ」と話す。

音の世界はシンプルで子どもたちでも受け取ることが出来る、とても優しい世界。床にゴロンと横になって寝ながら音を聞くライブとなる。安心して自分の世界でリラックスする。音のお風呂に入るイメージだ。

「活動のきっかけは、自分の子どもは感受性が強かったので、子育ての悩みを相談している時、サウンドバスを体験する。これが衝撃的な出会いだった。親子教室で演奏を聴いた後、あなたも演奏家になれると言われた。自分のように子育てで苦労している人の役に立てれば、と思った」。助けを求めていたが、他人を助けることで自分の心が救われる。人生の不思議だ。

「楽器のどれも心身に響いて、深いリラクゼーションを感じた。脳を休めることができた。自分のリズムや呼吸の取り戻せる気がした」。天音さんのエレメンタル・サウンドジャーニーを体験した人々からの感想だ。

コロナ禍にあった2021年、日本の祈りや和の精神、文化を未来に残すことに対して強く共鳴し、つながる∞イベント企画運営等を通じて「人の輪」や「御縁」や「絆」をつなげる役割にも従事している。

「人が穏やかに過ごす時間を楽しめますように」という願いが天音さんの中心にある。情報の洪水に疲弊している人の自然治癒力を信じながら、「静かに自分と向き合いたい」という人々の傍らに立つ人だ。

◆10月18日(日)、芝山仁王尊にて「つながる∞マルシェ」で天音さんは和太鼓演奏を行う。
●次回は小松弥生さんにバトンを渡します。

この記事を書いたライター

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