「柏レイソルというクラブの中で私ができること」ー石崎日梨(『Rising Reysol!』3代目MC/聞き手・編集:神宮克典)

2025年より「柏レイソルPRアンバサダー」に就任された「Rising Reysol!」3代目MC・石崎日梨さんにインタビューさせていただく機会をいただきました。

分かっています。

前口上など不要だと。

さっそくいきましょう。

・石崎さん、本日はありがとうございます。

石崎日梨「私で本当にいいんですか?」

・もちろんです。みんなが待っています。まずは簡単なプロフィールについて聞かせてください。

石崎日梨「私はオスカープロモーションが開催している『全日本国民的美少女コンテスト』がきっかけでこの世界に入りました。私はファイナリストでもなんでもなく、途中で選外になるんですが、ありがたいことに、オスカーさんから声を掛けていただけたというのがきっかけなんです」

・そして、現在は「HONEST」様に所属という。観ましたよ!「地面師たち」(2024年Netflix)。

石崎日梨「ありがとうございます!映画監督や演出家でもある大根仁さんの作品の方に何作品かですけど出させていただいているんです。『地面師たち』や『エルピスー希望、あるいは災いー』(フジテレビ)などに出させていただきました。その縁もありまして、『地面師たち』の最終話に出ています。本当に話題になった作品なので、私としてはありがたい限りです。もしかしたら、『この作品にも?』という作品もあるかもしれません。気がついてくださったらうれしいです」

・石崎さんはどんな性格の方なのでしょう?

石崎日梨「最近、周りの方々からよく言ってもらえるのが、『今まで会った人の中で一番明るい人だ』って。すごくうれしい言葉でしたし、同じようなことを言われる機会が結構あるので気に入っているんです」

・現場で初めてお話しさせていただいた時から、それに近い印象はありました。「明るさ」や言葉がちょっと難しいですが、「イイヤツ」感がビジュアルを超えてきましたから。それから、個人的にはインタビュー収録後の選手たちとの写真をいつも楽しみにしています。

石崎日梨「どうしてですか?」

・それは「選手たちが私が撮ったことのない表情をするから」ですかね(笑)。特に中川敦瑛選手は。

石崎日梨「いやいやいや(笑)!それは選手のみなさんが素敵だからです!レイソルの現場は本当に楽しいので!私も『1人のレイソルサポーター』なので!まだまだ『初心者サポーター』の1人だと思っています。レイソルグッズだって、自分で買って集めていますからね」

・この「PRアンバサダー」のお仕事、就任されてからいかがですか?

石崎日梨「リカルド・ロドリゲス監督やたくさんの新加入選手たちが加わり、新しく生まれ変わった柏レイソルに携われることになって思ったことがありました。『柏レイソルというクラブの中で私ができること』を考えた時に、『本当に楽しくて、心から熱くなる。私も虜になったレイソルの魅力をまだ知らない方々に届けること』。そんな役割を果たせたらと、すごく思います」

・ビジョンで流れるムービーや石崎さんの発信などもすごくフレッシュです。石崎さんの「ホーム」ともいえる「Rising Reysol!」 での「Beyond the Pitch」での思い出などはありますか?

石崎日梨「私にとってはどの回も大切なものになっていますけど、個人的に最も印象的だった回は…久保藤次郎選手の回ですかね。私も仕事を続ける中で『私はどうしたらいいのかな』なんて考えたりするんです。『成長できているのかな?』って。久保選手が『身近なライバルを見つける』とお話しされていて、自分も勉強になりました。例えば、『自分が成長するために必要だと感じるもの』を持っている人が周りにいたら、『すぐに褒める』ことが好きですし、私もそれをその人から学ぼうと思えるようになりました」

・詳しく教えてください。

石崎日梨「でも、『ライバル』とは言っても、『誰彼構わず押しのけて』という意味ではないです。自分がこれから成長をしていくために、『この方にはこんな素敵な面がある』と知ることができた際に、その部分が自分に足りていなかったのなら、自分に取り入れてみるんです。友人同士でも、同じ仕事をしている仲間同士でもそうで、『いいな!』って感じたところがあったら、『それちょうだい!』、『それ、もらうねー!』ってよく言っています(笑)。『人のいいところを見つけたら、すぐに褒める』は私のポリシーの1つなんです」

・私たちも彼らから学ぶことは多いです。初心者サポーターだからこその良さはたくさん見られていると思います。

石崎日梨「『Beyond the Pitch』では、お恥ずかしながら、常に『深掘り』をする記者の方々はすごいなといつも思っています。司会のような経験はありましたけど、相手から言葉を引き出すことは初めて。まだまだ徐々にってところなんですけど、今はまだ『初心者サポーターの1人』としてインタビューをさせていただいているという感覚です」

・さあ、レイソルサポーターや日立台はいかがですか?きっと触れ合う機会もあったはずです。あるサポーターの方は「石崎さん、遠くで目が合っただけで手を振ってこっちへ来てくれました!」と言っていましたよ。

石崎日梨「純粋にそんなことを言ってもらえて幸せです。新入りの私から見た柏レイソルは『特別な温かさがあって、情熱に包まれたファミリー』ですかね。私からしてみれば、サポーターのみなさんに『おいでよ!レイソルへ』って迎えいれていただいた感覚がありました。それがとてもうれしくて、すぐにその輪の中へ入っていった気分でした。私は千葉県出身ですから、レイソルの存在は知っていました。だけど、『見てみたい。でも、どこでいつ試合をしているの?』くらいの知識しかなかった。そんな昨年に番組からお誘いをいただき、初めて日立台へ来るわけですけど、レイソルの予習をたくさんしてから日立台で試合を見て、町田戦で細谷真大選手がゴールを決めて、『え?…たのしい!』って。もう、そこからは『柏レイソルの虜』なんです(笑)」

・「虜」…素晴らしい。SNSに初めて石崎さんの写真を載せた時なんてすさまじい反響でしたから。

石崎日梨「ポスターの!うれしいです。すごく印象的だったのはレイソルの試合を観に来たり、応援をしているお子さんたちの存在でした。あるサポーターのご家族とお話しさせていただいた時、男の子に『ボクは日梨ちゃんのことが大好き』って言ってもらえて!あれはすごくうれしくて。また別の機会では女の子から『私、日梨ちゃんを見て、日梨ちゃんと同じスニーカーを買いました!』って言ってもらえたり。これまでこのお仕事をしていて、お子さんたちと会ったり、関わる機会というのはあまり経験がなかったので。だから、もう逆に『私がみんなのファンですよ!』って気持ちです!自分の中では『日立台へ来る楽しみの1つ』になっていますからね(笑)!」

・お子さんたちとの収録は近くで見学させていただきました。

石崎日梨「この夏に選手のみなさんたちへ『キッズインタビュー』をさせてもらえた時、かわいかったですよね。『キッズ回を増やしていきません?またやりません?』ってスタッフさんたちにお願いしたりしましたもん、『幸せ』しかなかった。それが詰まってた(笑)!』

・千葉出身とはいえ、柏には慣れましたか?

石崎日梨「今は柏の街で食事をしたり、取材や試合で、柏へ来るたびに『帰ってきた!柏に帰ってきた!』って気持ちになりますよ。『街の中に、いろんなところにレイソルがたくさんあるな』って、レイソルを探しています」

・素晴らしいシーズンを過ごす柏レイソルを見つめてみて、深く関わりを深めている現在、改めて愛着が増しているのでは?

石崎日梨「今年はまだまだたくさんの試合へ駆けつけられてはいませんけど、来シーズンからは『日立台の試合は全部行くぞ!』って思っていて、DAZNで視聴しながら、『今日行きたかったー』ということもたくさんありました。実は『このアウェイの試合は行けるな!』ってタイミングもあって。だから、私の中にある次の計画は『日立台の試合へ全部行く』、それと『アウェイも行くぞ!』って狙っています」

・アウェイ!すごくいいモチベーションだと思います。

石崎日梨「…行っていいんですよね?」

・レイソルの対戦クラブのレポーターさんや番組ナビゲーターさんもよくお見かけしますよ。

石崎日梨「そうですよね!じゃあ、行きます行きます(笑)!ルヴァン杯決勝戦も行く予定ですよ!私の家族もレイソルサポーターになりましたからね!レイソルが勝ったら、母から『勝ったー!』ってメッセージが来ますからね!家族もどハマり中で。つい先日も『ルヴァン杯決勝戦の国立競技場のチケット、がんばるわ!』って言ってましたから(笑)」

・さてさて、PRアンバサダーのこれからのモチベーションなどをお聞かせください。

石崎日梨「柏レイソルさんから、『柏レイソルPRアンバサダー』という役割をいただきましたから、私のがんばりや努力次第で、『柏レイソル』というクラブの存在を広められると思っていますし、絶対に広めなくていかなくてはと思っています。まだまだ日も浅いですが、今の私にできることは『前向きなエネルギーでレイソルを支えて、もっと知って、広める』ということなのかもしれません。私は『柏レイソル』というファミリーに迎え入れていただいてありがとうございますという前向きなエネルギーで、どんな形であれレイソルのタイトル獲得をお手伝いできたらと思っています!」

・石崎さん、今日はありがとうございました…じゃなくて、あの写真!インスタの…

石崎日梨「あ!自撮りのやつですね!」

・そうです!

石崎日梨「あれは…だって、みなさんもスマホケースって自分の好きなものを入れるじゃないですか?…そういうことです!」

・まだ見ていない方々はぜひぜひ石崎さんのインスタをチェックということで!

石崎日梨「ありがとうございました!『Rising Reysol!』見てください!」

この記事を書いたライター

今月のプレゼント