リレートーク26 チーフレンジャー 星野七奈さん
谷津干潟自然観察センターチーフレンジャー 星野七奈さん
習志野市
星野七奈(ほしのなな) さんは谷津干潟自然観察センターチーフレンジャーだ。習志野市出身の星野さんにとって同地の風景は常に身近にあった。この仕事に興味を持ったきっかけは学生の時に自然体験ボランティア講座への参加だった。施設の中をレンジャーが案内してくれ、あらためて谷津干潟の魅力とレンジャーの仕事に興味を持ったという。
この施設では谷津干潟や身近な自然に親しみ、学習することが出来る。館内からは谷津干潟が一望でき、野鳥の様子を間近に観察出来る。観察フロアにはレンジャーが常駐し、干潟の自然や野鳥観察の案内、様々な自然体験プログラムを行なっていて、星野さんはこの施設のチーフレンジャーを務める。
「もともと生物が好きだった。人と接して谷津干潟の自然と生き物をきっかけに、様々な来館者と発見を共有出来るのが魅力。2003年からはじめたジュニアレンジャー(小学3年~中学3年)を育成する仕事に関われるのもうれしい」と目を輝かす。
同観察センターは自然観察だけでなく、市民参加の場として「ボランティア活動」や谷津干潟の将来を担う小学生から中学生の「谷津干潟ジュニアレンジャー」、高校生や大学生世代の「谷津干潟ユース」に参加する機会も作っている。
「レンジャーの使命のひとつは来館者に満足していただくこと。市民にとって憩いの場となるように願っている」。施設を訪れたことがきっかけでバードウォッチングを始めた人もいる。共通の話題を持つため、谷津干潟で繋がって行く人も多い。「今日は何もいないね」という来館者には手持ちの望遠鏡で気づかせることもある。
谷津干潟は1993年6月10日に国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された。同時に6月10日は「谷津干潟の日」であり、「都市と自然との共生」を目指し、谷津干潟を守るために地域協働でイベントを開催している。今年の開催は6月6日(土)、7日(日)。野外には模擬店が並び、見て・触れて・食べて・楽しむイベントが盛りだくさん。入館無料。
星野さんがガイドする15分程度のガイドウォークに参加した。谷津干潟の歴史や生き物などについて、展示物を見学しながら説明を受けた。鳥の模型を持たせてくれ、実際の重さを体感出来たのも新たな発見のひとつ。平易な言葉で簡潔に語り、分かりやすく、子どもから大人まで参加者に寄り添う姿が心に残った。
次回は三須広絵さんにバトンを渡します。
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