最下位からの脱却を目指す!野田市立関宿中学校

東葛まいにち

千葉県北西部の秋を彩る「東葛飾地方中学校駅伝競走大会(東葛駅伝)」。1948年の第1回大会から参加を続ける野田市立関宿中学校が、小規模校ならではの強い結束力を武器に、新たな挑戦を続けている。

県最北端に位置し、利根川と江戸川に挟まれた地域にある同校は、全校生徒数52人の小規模校ながら、地域の駅伝史とともに歩んできた。今年の駅伝部は男子20人、女子6人の計26人。驚くべきことに、全校生徒のほぼ半数が駅伝部に所属(兼部)している。

駅伝部の生徒に話を聞いた。

鶴岡庄梧 3年 駅伝部部長・卓球部 部長
 今年の目標は、まず最下位を脱却することです。今年は正直、みんなめちゃくちゃ調子が良いですし、スピードも上がっています。最下位脱却で終わらせずに、下から3、4番目の順位ぐらいまでいき、来年や再来年へつなげ、レースの戦い方を自由にコントロールできるくらい強くなりたいです。

𡈽田裕麻 3年 吹奏楽部
 昨年実際走ってみて、周りのレベルの高さを本当に痛感しました。最初にペースを上げすぎてしまい、途中からペースが落ちてきてしまいました。それが周りとのレベルの差を感じられたし、思うようにチームに貢献できなかったというのが悔しかったです。

千阪拓海 2年 野球部
 昨年は3区を走りましたが、3人に抜かれてしまい悔しかったです。今年も走れるとしたら、今度は自分が抜き返せるように頑張りたいです。

玉木大雅 2年 サッカー(クラブチーム)
 まずはチームに貢献できるようにしたいです。もし東葛駅伝を走る機会があれば全力で取り組み、その経験を次の年に繋げていきたいと思います。

木村龍幸 2年 サッカー(クラブチーム)
 東葛駅伝で走ることができたら、チームに貢献したいです。目標は最下位からの脱却です。一人ひとりが全力を尽くして走っているこの大会に立ち、自分もランナーとして走りたいです。

柿﨑 豪 1年 サッカー(クラブチーム)
 兄が東葛駅伝を走っているのを見たことがあり、全力で取り組んでいたところが格好いいと思いました。もし自分が走れるとしたら、まずは誰にも抜かされず、できたら順位を上げて、次の区間のランナーへしっかりタスキを繋ぎたいです。

関宿中学校 武田 光弘校長コメント
 出場する公立中学校の中で、一番規模の小さい学校が今年も東葛駅伝に挑戦します。駅伝部員は学年関係なく、励まし合いながら練習を積み重ねています。関宿中学校一丸となって襷を繋ぎますので、ご声援よろしくお願いいたします。

 第77回大会では、第76回大会からタイムを20分縮める大躍進を遂げ、着実に力をつけてきた関宿中。そして今年は『最下位からの脱却』という大きな目標を胸に、夏休みには駅伝合宿を行い、休み明けにはグラウンドで日々愚直に走り、練習を積んでいる。小規模校ゆえの結束力を武器に、伝統の襷(たすき)を次代へとつなぐための挑戦は続いている。

合宿にて 円陣を組む=同校提供

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